bloodtypebのブログ

小坂忠士と障害レースに向きあう、B型ふたご座のあたまの中。

小坂騎手と出会ってからの競馬生活

小坂騎手が好きになってから、好きな平地馬はもちろんいるものの

彼が乗る平地馬、障害馬に重きを置くことが多くなった。

 

長く見てきて、小坂くんに似あう言葉は「質実剛健」と思う。

いいところは、真面目で馬にまっすぐ向き合うこと、生まれ持ったバランス感覚。

悪いところは…言わないよ!!

 

彼を好きになった当初は、彼の師である境直行先生がまだ現役であったこともあり、

平地が3鞍に障害1鞍、みたいな結構まる1日競馬場にいて応援することも多かった。

平地も障害も乗って勝てる騎手って、応援するの凄く楽しいのな!(鼻息荒い)

コンデジカメラで追いかけていたけど、もっと綺麗に記憶として撮りたいと

一眼レフまで買うことになるとは思いもしなかったけど。

 

 

 

ご存知の方もいるかもしれないが、小坂騎手は中学時代

器械体操をしていた事もあり、バランス感覚は他の騎手より長けている。

(2009年の中日スポーツ・草野さんのコラムにて中学時代の話があります、後ほど載せられれば)

菊花賞馬・ビッグウィークが入障してコンビを務めた彼が、未勝利戦で

あわやという場面があった。彼は抜群のバランス力で持ちこたえ、勝利を手にした。

 

 

そんな彼でも落馬で負傷し、長く戦列から離れていたことがある。

2010年7月。小倉の障害で右橈骨遠位端骨折。

 

心配だったのは勿論だが、応援している小坂君が長期離脱するなんて初めての事。

彼のいない障害レースは、個人的に面白さ半減だった。

お手馬だった平地の馬が乗り変わって勝ったりすると、それはもう悔しくて。

彼が長期離脱すること、本当に滅多にないんですよ。

(2016年、調教中の手首骨折で長期離脱したときも落ち込んだな…)

 

 

そんな小坂君も復活し、さらにこちらも長きに渡る休養から明けた

コウエイトライとコンビで勝利を掴む場面を

私はようやく、やっと、現地で見ることができた。

 

勝ったときの小坂君はとても自身のスタミナ的に苦しそうだった。

当然ながら、待ちわびていた勝利なので、それでも嬉しそうだった。

そんな姿を見られただけでも、おめでとうと言えただけでも幸せなんだけど…

コウエイトライのと小坂君のコンビでの写真に

「ふたごさんへ(実際は本名)」と書いてもらえた事、一生忘れない。

 

 

平地での色濃い思い出といえば、シャアとトップカミングとラヴァーズポイント。

シャアは上賀茂Sで粘り勝ちしたときが彼の馬っぽいなと思ったし

訳あって素敵な場所から見ることのできた、プロキオンS、オアシスS。

楽しそうに騎乗馬に乗ってる顔が、今でも思い浮かぶ。

 

 

トップカミングは、中山での夏至Sから、すっごい頑張ったと思った3着から、

日経新春杯でのあとちょっとの差し6着とか。

ラヴァーズポイントに関しては、現地小倉まで小倉2歳Sを見に行って

あとちょっと足りなかった3着…。

小倉2歳Sの日、同じ勝負服の別の馬を、通り雨の中勝っちゃった記憶も新しい。

 

トップカミングとラヴァーズポイントは、境先生の馬である事が要素。

小坂君も、境先生に重賞勝利をプレゼントしたかったんだよね。

私も、小倉2歳Sでは、叶うんじゃないかと思って見に行った位なので。

 

 

重賞勝利か…今度、いつ見られるんだろうな。

彼の目線と同じ場所で同じゴール板を先頭で駆けるのを見たい。

馬のめぐり合わせだから、わがまま言っても仕方ないけど。

 

いつかまた、見せてね。