bloodtypebの、あらゆるきっかけ
小坂騎手を好きになったきっかけは、ふとした瞬間のレース。
詳しい話は伏せたいが、ある分野で業界一の会社に勤めて3年目から、身体のバランスを崩していた。
深夜、名阪国道を雨で走り、トンネル明けの急カーブでスリップさせて2回転して自走不能になったこともある。
冷静に振り返ると、いつ死んでいてもおかしくなかった中での競馬との出会い。
(実は2005年に1度だけ、会社の同期から競馬に触れる機会があったのだが、そのとき知っていた馬の名前はディープインパクトとステイゴールドのみである。)
小坂騎手との出会いは、まだ少し先。
2008年のCBC賞、スリープレスナイトが最初に出会った馬。
彼女のひたむきな走りは、私の死にかけた心に、光を灯してくれた。
騎手は、上村洋行。どんな人かと調べるうち、飛蚊症や騎乗機会の減少という絶望の経験を持っている人だった。
みんな頑張っているんだ。
私も生きよう。と、僅かながら感じた。
ビギナーズラックとはよくいった言葉で、この年の宝塚記念はピンときて
エイシンデピュティ、メイショウサムソン、インティライミを買った記憶がある。
当たる面白さも経験できた。
競馬を好きになった当初は、福永祐一騎手の騎乗が好きで、インターネットから
少し時は流れ、京都競馬場や阪神競馬場にも足を運べるようになった中、
障害レースをふと現地で眺めていると、決勝線手前を、なんだかかっこいい鞭裁きで馬をおっつけ、勝たせてる人がいた。勝った馬は、確かマーブルジーン。
それが、小坂忠士騎手。
この人なに?あの追い、かっこいい!が当時の観想。
ジョッキー名鑑でプロフィールを見ると、学年同じだったことを知って益々興味が。
気づいたら、2018年の今まで平地も障害も見続けていたのです。
この話の次を書くとしたら、もう小坂騎手が大半を占めるので、次の機会に。